
読書たいむ🐸 ①
お疲れさまです。
小雨程度の空模様が続き、
過ごしやすい1週間でしたね。
どうも、けろ子です。
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📖 ペーター・シュレミールの不思議な物語
/アーデルベルト・フォン・シャミッソー
和訳の文庫では、
影を売った男や影をなくした男という題名です。
和訳の題名の方が好きです(*^_^*)⭐️
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” 当たり前に対する心置きなさ ”
つまりは無関心な状態です。
損得がないものに愛情は注げません。
魅力的なものが目の前にあれば、
簡単に手放してしまいます。
当たり前の価値に気づくのは、
欲に負けて失ってからという皮肉。
人間の本質を上手に描いている、
よくある系統の作品です。
環境問題や恋愛関係に置き換えられます。
変に肉付けされていない
シンプルなストーリー線で
ダイレクトに人間の本質が伝わってきます。
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作者の趣旨とは全く異なるのですが、
わたしが一番に感じたことは、
” 何か手に入れる時、同時に何かを失っている ”
ということです。
お買い物や趣味・お仕事の時間の中で
新しいもの・ひととの出会いはたくさんあります。
その中で手に入れたものばかりに気を取られて
失ったものについては考えていませんでした。
無理に悲観的にならなくて良いのですが、
当たり前に対する愛情を育む意味では、
大切なのだと感じました。
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あなたが趣味に没頭する至福の時間は
大切なあの人と過ごす時間の代わりです。
当たり前こそ至福なんでしょうね(*^_^*)
おやすみなさいけろ🌙
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